2009/10/06ニュース

KLab、日本初のホワイトリスト型ウイルス対策ソフト「イージスガード」を無料提供開始

KLab株式会社(コード番号:3656 東証プライム)

~ 既存ウイルス対策ソフトが対応できなかった未知ウイルスによる情報漏洩を防止 ~

代表取締役社長 真田 哲弥

KLab株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:真田哲弥、以下、KLab)は、日本初となるホワイトリスト型ウイルス対策ソフト「イージスガード」を開発、2009年10月6日より個人向けに無料ダウンロードを開始いたしました。

開発に至る背景

近年、未知ウイルスの爆発的増加や特定の組織を狙う標的型攻撃による情報漏洩が増える中、従来のパターンマッチング(ブラックリスト)方式のウイルス対策では対策が困難な状況となっています。KLabはこのような状況を鑑み、新技術の研究開発に取り組んだ結果、信頼できるプログラムだけにファイルへのアクセスを許可するホワイトリスト方式のウイルス対策ソフトを開発いたしました。

イージスガードとは

「イージスガード」は、ホワイトリストに登録されているプログラムにのみファイルへのアクセスを許可することで、ウイルス、マルウェアからのファイルアクセスによる情報漏洩被害を未然に防ぐソフトウェアです。
PC内の大事なファイルが流出する事件が多発する中、技術による解決策を模索した取り組みの成果として無償提供します。スタンドアローンの無料版でユーザー動向を調査しつつ、将来的にホワイトリストによるウイルス対策が確立することを見越しての提供になります。

●イージスガードによるファイル保護のイメージ図
イージスガードによるファイル保護のイメージ図

イージスガードの位置付け

イージスガードは従来のウイルス対策ソフトの脆弱性を補完します。

イージスガードの位置付け

特長

  1. 未知ウイルスによる情報漏洩を防止
    ホワイトリストに登録されていないプログラムがファイルにアクセスするのを遮断することで、新種ウイルスのパターンファイルが適用されていなくても情報漏洩を防ぐことができます。
  2. 未知ウイルスによる情報漏洩を防止
    従来型のブラックリスト方式と違いPCの動作が重くなる定義ファイル更新の必要がありません。
  3. 未知ウイルスによる情報漏洩を防止
    プログラムはわずか2MB程度。さらに、従来のパターンマッチング(ブラックリスト)方式のウイルス対策ソフトと併用して使うことで、より強固なウイルス、マルウェア対策が可能となります。

機能

イージスガードが備える機能は下記の6つになります。

  • 所定のフォルダ、ファイルへの不正アクセスを防止
  • 許可していないプログラムからのアクセスを報告、記録
  • 許可していないアクセスをダミーフォルダへ誘導
  • ホワイトリストを自動生成
  • プログラム改ざんをチェック
  • デジタル署名の検証

各機能の詳細はwebをご覧下さい。

動作環境

以下の環境での動作を確認しています。

  • Windows 2000 Professional SP4 (日本語版)
  • Windows XP Home SP3 (日本語版)
  • Windows XP Professional SP3 32bit (日本語版, 英語版)
  • Windows Vista Business SP1 32bit (日本語版)
  • Windows 7 RC 32bit (日本語版, 英語版, スペイン語版, フランス語版, ドイツ語版)

※ 64ビット版 Windows では動作しません。
※ Windows 95/98/Me および Windows NT では動作しません。

【製品の詳細、ダウンロードサイト】

日本語版
http://www.klab.jp/ag/aegisguard
英語版
http://www.klab.jp/ag/aegisguard_e

※記載された社名および製品名/サービス名は各社の商標または登録商標です。

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