洗足学園音楽大学とKLab株式会社によるバーチャルボーカルユニットプロジェクト『PRISM CHORD(プリズムコード)』に続き、新プロジェクト『Dissonant Chord(ディゾナントコード)』が始動しました。
今回のブログでは、新プロジェクト『Dissonant Chord』の紹介と、2023年11月に開催したオーディションとオリエンテーションの様子をご紹介します。
『Dissonant Chord』は、ゲーム企業のイラストレーターが描くオリジナルイラストと、サウンドクリエイターが制作した楽曲が、洗足学園音楽大学声優アニメソングコースの学生たちの歌唱とのコラボレーションで実現しています。
前プロジェクトの『PRISM CHORD』とは一転、大人向けのダークでファンタジックな雰囲気を持つアーティストユニット『Onyx(オニキス)』を中心に展開します。
リーダーの薙(ナギ)をはじめ、メンバーそれぞれが個性的なキャラクターを持ち、ダークでファンタジックな世界観とストリートカルチャーを融合させた楽曲を展開していきます。
左から【NAGI】薙(ナギ)、【ARUKU】アルク、【RURU】星海るる(ホシミルル)、【KANNA】カンナ、【MATOI】美澄まとい(ミスミマトイ)
新プロジェクト『Dissonant Chord』のオーディションに向け、サウンドディレクターである林からのオリエンテーションが行われました。前プロジェクトを上回る50人以上の学生たちが集まり、会場には期待感と興奮が広がりました。
まず、『Dissonant Chord』のテーマやユニット曲、ソロ曲についてサウンドディレクターから説明しました。プロジェクトのイラストや音源の投影により、学生たちは歓声の声を上げ、プロジェクトへの期待感が一気に高まりました。
プロジェクトの説明が終わると、質疑応答の時間を設けました。
学生たちからは楽曲やユニットに関する多くの質問が寄せられ、学生たちの真剣な姿勢が伝わり、サウンドディレクターも質問に対し、一つ一つ丁寧に回答しました。お互いの理解を深め、プロジェクトをより良いものにするための熱いやり取りが続きました。
学生たちの熱意ある質問や真摯な態度は、サウンドディレクターにとって大きな刺激になり、オーディションへの期待が一層高まりました。
新プロジェクト『Dissonant Chord』のオリエンテーションから1週間後、オーディションが開催されました。
学生のみなさんは、1週間という短い期間でしたが、熱心に歌唱練習とキャラクター理解、役作りに取り組んでいただいたとのことでした。
まず、審査員が学生たちの歌唱に感じたことは、その熱量の高さです。
前回のオーディションに比べて難易度の高い曲だったにも関わらず、短期間でしっかりと練習し、パフォーマンスに熱を込めていました。その高い熱量は審査員に驚きを与えました。
さらに、学年の垣根を越えた学生全体での層の厚さも印象的でした。
異なる学年の学生たちが一堂に会し、中には、オリジナルストーリーやラップ、独自のキャラ設定を考えて臨んだり、歌詞の解釈に深く取り組んだりするなど、豊かな表現力を持つ方もいました。それぞれが個性的なアプローチを取り、今回のオーディションに臨んでいました。
控室からは、緊張感が漂っていたものの、ステージ上にあがれば、たちまちその緊張が楽しさに変わり、魅力的なパフォーマンスを発揮していました。
オーディション全体を通して、学生たちの真摯で熱意にあふれた姿勢に触れ、音楽と表現の力がどれほど大きいかを改めて感じることができました。これからも彼らの成長と活躍が楽しみです。
この度はお忙しい中、皆様の素敵なパフォーマンスを見せていただき、本当にありがとうございました!
学業でお忙しいにも関わらず、皆さんにしっかりと準備をしてオーディションに臨んでいただけたことが、とても嬉しかったです。深く感謝しております!
歌唱のみならず、衣装も楽曲に合わせてご用意されていた学生さんもいらっしゃって、オーディションの場ではあるものの、皆さんのパフォーマンスで純粋に楽しませていただきました。
前回のオーディションとは異なり、今回は男子学生さんの歌を聴くことができたのも、とても新鮮でした。特に薙(ナギ)のオーディションに臨まれた方々には、中性的なキャラクター性のため、かなりキーが難しいチャレンジになり、申し訳なかったのですが、どなたも素晴らしい解釈とパフォーマンスをされていて、凄く良い刺激を受けました。
また、前回のPRISM CHORDのオーディションを受けた方のパフォーマンスを改めて見ることができたのもとても嬉しく思いました。
今回は、歌唱スタイルや解釈がDISSONANT CHORDの世界観に最も適していると判断した方々を選定させて頂きましたが、それ以外の方々も「こういう世界観のユニットに凄く合いそう!」と思わせてくれるようなとても素敵なパフォーマンスでした。
もし、もう一度オーディションを行う機会があった際には、是非また皆様の素敵な声を聴かせていただけたら嬉しいです。
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