お疲れ様です、LEEDHです。
この記事は KLab Creative Advent Calendar 2018 の14日目の記事になります。
今日はPhotoshopブラシにカスタム機能について紹介したいと思います
Photoshopのブラシを確認する方法は「ブラシ断面」で確認方法と「ブラシストローク」で確認方法があります。
ブラシをドラッグ(drag)せずに垂直に点を取ってみると、そのブラシの断面を見ることができる。簡単に言うと筆をカッターで切った断面のことです。
同じ形の断面を持つ筆だとしてもストロークの性質の設定によっては、上図のように全然違う形に変わります。
ここに色の混じり方や、より詳細な設定の調整を加えていくことになります。
カスタムによって表面的な変化を与える最も大きな構成要素は、まさにこの断面の形状変化とストローク時の性質の設定に依存されています。
Photoshopから基本として提供されているブラシの本質的な性質をいじる前に、基本ブラシだけでは限界があることを認識し、十分な時間をかけて、じっくり複数の基本ブラシの性質を把握しておく必要があります。
この中で自分の使用意図に最も近い性質のブラシを見つけてそれをベースにてカスタムをしていくとより自分に合うブラシを作ることができます。
まずはショットカットキー「F5」でブラシ関連メニューを開いて各メニューの役割について調べてみましょう。
A 直径:ストローク時 直径の幅(ブラシの大きさ)を設定
B 角度、真円率:選択された筆テクスチャのシェイプを変形させる
C 硬さ:ストローク時、輪郭に鮮明度を決める。数値を下げるとエアブラシのように輪郭を滑らかにする
D 間隔(かんかく):ストローク間隔を数値で設定する。
この間隔が狭くなるほど滑らかなストロークが可能になるが、演算が重いブラシの場合一時的にマシン(パソコン)が遅くなる可能性もあります。
設定メニューの中にはコントロール属性設定項目がついている場合があります。
以上の「シェイプ」カスタムはブラシの形によるストローク形態の細かい調節と連携されています。
基本ブラシを持って来て属性と数値をいじってみながら比べてみると理解しやすいと思います。
この項目はブラシのストロークに特定のテクスチャを反映させます。
簡単に考えればキャンバスの紙質感と似たような効果を作ることができるが、表現に限度はある。活用度は非常に制限的。
「B」エリアは描画(びょうが)モード以外は非活性化されているが、描点ごとにテクスチャを適用にチェックすると全ての項目が活性化されます。
ブラシカスタムにおいては大きい影響を与える部分。
さまざまなブラシの基本になるいろんな筆のテクスチャがインデックスとして登場し、現在のブラシの形(シェイプ)に基づいて、ブラシのテクスチャを追加して重ねて表現してくれます。
描画モードでは、選択したブラシ断面が描画モードの属性を持って追加され。直径、間隔、散布、数はそれぞれの機能をする。難しく説明したが、簡単に言えば2つの断面を合体させて新たなブラシを作ることができます。
この項目の機能はシンプル
透明度と流量(りゅうりょう)のジッター(不規則性)を調節。
ブラシを選択したときPhotoshop上部に表示されるプロパティで調整できる。
「以下のチェック項目について」
ノイズ:ブラシストロークの外郭を荒くする属性
ウェットエッジ:水彩画タッチのようにストロークの外郭を濃くしてくれる
重ね描き効果:エアブラシの特性を一定部分反映させてくれる
滑らかさ:ストロークの外郭を滑らかにしてくれる属性
テクスチャの保護:名前そのまま、テクスチャを保護する機能
デフォルトブラシより特定質感のブラシで試してみた方がその違いが分かりやすいのでいろいろ試してみましょう。
自分が描いた絵やパターンをブラシとして登録することもできます。
木や人間のシルエット、雲などよく使うシルエットをブラシに作って使っている人も多いです。
完成!
ブラシの属性や特徴を理解しておくとより効率よくイメージを作成することができるため、いろいろ試して、失敗して、成功して、自分なりのブラシテクニックを身に着けておきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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